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黄金のアデーレ 名画の帰還 ユダヤ人迫害の苦悩とローダーの関係

「黄金のアデーレ 名画の帰還」、アマゾンプレミアムで無料で配布されていたので、

モニターになっているエプソンプロジェクターで見ました。

うーん、やっぱりホームプロジェクターはイイ!!と思いますよ、うちのように物を何も置かないシンプルな家の人は壁に大きく映せてサイコーにイイと思う。

 

と、ユダヤ人の迫害。

歴史で知ってはいるけれど、日本ではユダヤ人との付き合いもないし、

いまいちピンと来なかった。

しかし「黄金のアデーレ 名画の帰還」は実に上手に、ユダヤ人がナチスから迫害されていた頃の話をよみがえらせてくれるのだ。

 

迫害は大人は絶対忘れることのできないことだが、小さな頃に亡命した若手弁護士のユダヤ人はあまり思い出す機会がなかった。すでに忘却の彼方になった迫害。

その心を、愛国心を、揺さぶったのが、クリムトの有名な絵とのかかわりだった。

 

ユダヤ人というのは国を持たない移動民族という。

日本人なら日本という国土があるのだがユダヤ人は国を持たない。

どのような気持ちで生きているのだろうか...

 

 

映画はクリムトが描いた「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」(通称:「黄金のアデーレ」)を巡る裁判の顛末の物語。

 

大富豪の父に下に生まれたつマリア・アルトマンはナチスで迫害されアメリカに亡命。

クリムトに描いてもらった、大富豪の叔父の妻アデーレの肖像画をナチスにより没収されてしまう。オーストリアの美術館にある「黄金のアデーレ」を取り戻すまでの物語である。

 

この絵というのはクリムトが所蔵している肖像画ではなく、

大富豪が依頼して描かれ、個人の家にあった肖像画だったんですね。

マリアも若手弁護士もオーストリアに住んでいたユダヤ人。

2人の奮闘がユダヤ人迫害の歴史を感じて心を打つ。

 

ナチスの収奪した10万点にも及ぶ美術品の多数が返還されていないそうだ。

オーストリア人としても、オーストリアの財産を返還することに反対派と、

過去の過ちを認めて正当な持ち主に返還したい派に分かれているという。

 

その後というと2006年6月、当時としては史上最高値の156億円(1億3500万ドル)で、

マリアはエスティ・ローダー社社長(当時)のロナルド・ローダーに売却。

ローダーは自身が駐オーストリア米国大使だったころからこの問題に取り組んでおり、

「ユダヤ人損害賠償世界機構」の一員であり、

クリントン政権時代にはナチスの略奪事件の査問委員会にも所属というつながりで落札らしい。


私はエスティ・ローダーに勤務していたが、そのことについては会報にも載らなかったので知らなかったのでえらく驚いた。思い起こせばシーズンギフトセットに金ばかりものがあったはずだ。あれは黄金のアデーレを...か!と今びっくりさせられた。

 

2006念7月から、ニューヨークのノイエ・ガレリエに展示されているが、ノイエ・ガレリエは、かつてナチスがユダヤ人ら収奪した美術品を長い時間をかけて取り戻しているという。

 

その報酬で会社も辞めてこの裁判に打ち込んだランドル・シェーンベルク弁護士は、

収奪された美術品専門の弁護士事務所を開設したという。

 

社会派映画が好きな人はオススメの映画です。


 


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Over50の私は若い頃から旅好き。Over30年の下手な横好きスキーヤー。Over30年のOL生活でもまれて政治経済好き。生まれ変わりは信じてるけど記憶はないと思うので今の人生を楽しんでいます♪
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